悩み
ノートパソコンが最近遅い。3年くらい前に買ったもの。買い替えるにはまだ早い気がするし、予算もない。
あと2年くらいは使いたい。壊れているわけではないし、何とか使えている。それまで仕方なく我慢して使うか。
パソコンが遅くなる理由はいろいろある。部品の劣化、Windowsのアップデート、写真ファイルの大容量化、ウェブサイトに動画が多くなったり。
今回は、部品はまだ壊れていない前提。Word、Excelの開きが遅い、インターネットのページが表示されるまで時間がかかるようになったなど、イライラを解消したい。
解決方法
メモリを増設する。もしくは交換する。
メモリとは、パソコンのスペックを表す部品のひとつ。
パソコンのスペックは、主にCPU、メモリ、ハードディスクの3つ。CPUは計算の速さ、メモリは同時に行える作業の量、ハードディスクは記憶領域の広さ。(最近はハードディスクよりSSDが主流。)
机に向って作業している人間に例えると、CPUは人間の頭の回転の速さ、メモリは机の上の作業領域の広さ、ハードディスクは引き出しの容量の大きさ。
メモリを増やして、机の上の作業領域を広げよう。
メモリの増設方法
まず、今使っているパソコンのメモリの型番と容量を調べる。
メモリの容量は分かっても、型番は分かりにくい。調べ方は色々ある。詳しくは別の記事で紹介する予定。
今使っているパソコンには、スペックがシールで貼ってあって、メモリの型番は、PC3-10600で2GBが2枚。空きスロットはない。最大16GBまで増設できる。
そこでAmazonで、PC3-10600の4GBを2枚購入。3,500円程度。
ノートパソコンをひっくり返す。バッテリーを外す。中央のネジをプラスドライバーでゆるめて、ふたを開ける。
メモリに触る前に、体の静電気を逃がす。冬場は特に注意。金属のドアノブなどを触って体に溜まった静電気を逃しておく。
メモリが2枚差し込まれてある。金具をずらすとメモリが斜めに起き上がる。2枚とも取り外す。
購入したメモリを一枚ずつ設置する。斜めに差し込みながら押さえる。パチっと音がなった。
裏ぶたを閉める。
バッテリーをガチャっとセットする。
実際に使ってみた
劇的に速くなった。パソコンの起動時間が速くなった。体感ではっきりわかるレベル。
4GBが8GBに、2倍になるだけですごく速くなった。WordやExcelがスムーズに開き、インターネットもすぐに表示される。複数のファイルを同時に開いてももたつかない。フォルダの開きも速い。3,500円でこの快適さ。最高だ。
机の広さが2倍になったら、作業ははかどる。それとお同じ。
数年後このノートパソコンがまだ壊れていなかったら、メモリが安くなったタイミングで、8GBを2枚で16GBに増設したい。